クレーン作業の安全確認をAIで支援 現場のヒヤリハットをなくす
このたび、若築建設株式会社との共同開発製品である「SCAI Watcher」が、新たにNETIS登録番号「KT-240065-A」を取得いたしました。
NETIS登録番号:KT-240065-A
技術名称:AIクレーンカメラ人物検知システム「SCAIウォッチャー」
本技術はAI画像解析を用いてクレーンのブーム先端に設置したカメラの画角内にいる作業員を検知し、運転席に設置したモニターへのマーカー表示および警告音による注意喚起を行うシステムです。クレーンオペレーターや誘導員の死角の見落としを補完できることから、従来の目視確認に比べて安全性が向上する技術として認められました。
NETIS登録を皮切りに、公共工事への入札に際し提出される技術提案への採用実績の拡大を図ってまいります。
<システム概要>
■SCAI Watcherについて
機械学習によって最適化したAIアルゴリズムを用いて、クレーンカメラ映像内にいる人物を判別・検知し、警告音の作動と、検知した人物にマーカーを付けた映像を表示することで、クレーンオペレーターに対して注意喚起を行うシステムです。クレーン操縦室内にAI画像解析装置およびモニターを配置し、クレーンカメラと接続して使用します。AI画像解析装置への映像入力は「HDMI信号」「NTSC信号」いずれにも対応しており、一般的なクレーンカメラへの接続が可能。シガーソケットからの給電も12V・24V双方に対応しています。
■製品ページ
https://www.gembaroid.jp/product/scaiwatcher.html
■NETIS WEBサイト
AIクレーンカメラ人物検知システム「SCAIウォッチャー」新技術概要説明情報