無電圧接点出力やアナログ出力を持つ計測機器を接続することで、計測データ等を専用のクラウドサーバに送信し、パソコンやスマートフォン等で、離れた場所から計測データ等をいつでも確認できるようになります。
クラウドロガー3Gの後継機にあたり、KDDIのほかdocomo回線にも対応し、サーバを介さず直接警戒値に連動して警報作動(メータリレー機能)など、多くの機能が追加されています。
またネットワークカメラの接続も可能になり、警戒値に連動して現地の様子を自動撮影するといったこともできるようになりました。
電源を確保できない現場でも、当社の独立電源と組み合わせてご利用いただけます(接続する計測機器が独立電源に対応していない場合はAC100V電源をご利用ください)。
※当製品・サービスは受注生産品です。納期はお問い合わせ下さい。
クラウドロガー本体の仕様
メーカー | エコモット(株) |
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型式 | DLX-400 |
電源電圧 | DC12V |
消費電力 | スリープ時:0.36W 待機時:2.4W 最大負荷時:8.9W |
電圧変動 | ±10% |
通信方式 | LTE(KDDI) LTE/3G(docomo) |
通信速度 | 下り:75Mbps(最大) 上り:25Mbps(最大) |
無電圧接点 | 入力×8 |
アナログ入力 | 絶縁型アナログ入力ポート16bit差動入力 4ch 電圧:0-5V/0-10V/-5-+5V/-10-+10V 電流:4-20mA |
入力インピーダンス | 電圧入力時:2MΩ 電流入力時:250Ω |
分解能 | 16bits 65535Data |
リレー出力 | 1a×4 DC30V(最大)300mA(最大) |
データ収集間隔 | 1/5/10/15/30分、1/2/3/6/24時間から選択 |
サーバへのデータ送信間隔 | 1/5/10/15/30分、1/2/3/6/24時間から選択 |
リアルタイムモニタ | 最小5秒間隔でデータ閲覧可能 |
使用温度範囲 | -20~50℃ |
使用湿度範囲 | 20~90%RH(結露しないこと) |
寸法 | W137×D137×H40.2(mm)(突起部除く) |
質量 | 約700g |
クラウドロガーLTE データ伝送盤の仕様
メーカー | エコモット(株) |
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型式 | CMS-510A |
測定対象 | 雨量計:2P防水コネクタ 風向風速計:7P防水コネクタ 汎用アナログ信号:端子台 |
警報出力対象 | パトランプ(ブザー音警報機):3P防水コネクタ 三色積層灯(ブザーなし):7P防水コネクタ |
カメラ用出力電源 | DC12V、0.9A以下:5P防水コネクタ |
LANインタフェース | M12 4Pコネクタ |
電源 | AC100V/DC12V |
使用温度範囲 | -10~50℃ |
使用湿度範囲 | 20~85%RH(結露しないこと) |
寸法 | W400×D200×H500(mm)(突起部除く) |
質量 | 約8.5kg(取付金具除く) |
※本製品はアンテナが別途必要になります。
※クラウドロガーLTE データ伝送盤は、製造年月により、構成が異なる場合があります。
1人で設置することはできますか
基本的にすべての製品をお一人で設置可能※ですが、安全性の観点から2人以上で設置いただくことを推奨しております。
※設置に高さが必要となる風向風速計は除く
クラウドロガーを格納する制御盤のサイズと重量を教えてください
大きさはW40㎝×D20㎝×H50㎝程度で、重さは取付金具含めて約9㎏となります。
モバイル通信圏外でロガー内部にデータを保存できますか
いいえ。残念ながらロガー内部にはデータ蓄積はできません。
収集したデータの蓄積はクラウドサーバとなります。
モバイル通信圏外で利用したいのですが
キャリアの通信圏外でのご利用は、衛星通信での対応が基本となりますが、衛星通信をご利用の場合、AC100V電源が必要となります。
トンネル内など、場所によっては通信ケーブルを延長することで対応できる場合があります。
お問い合わせください。
特定キャリアの通信しか使えない場所で利用可能ですか
機器によって対応するネットワークキャリアが異なる場合があるためご注意ください。
通常のクラウドロガーはauの通信サービスエリア内でご利用いただくこととなりますが、
同じくクラウドロガーを搭載したサインロイド2はDoCoMoの通信サービスエリアでご利用いただくことが可能です。
警報出力のみでしたら圏外エリアにおいてもサインロイド2で対応可能です。
ソフトバンクの通信は非対応となります。
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