企業による熱中症対策の罰則付き義務化も背景に、大手ゼネコンやプラント系企業をはじめ導入が加速
2025年5月1日より提供を開始した体調管理ソリューション「GenVital LTE」について、大手ゼネコンやプラント系企業を中心に導入をいただいた結果、出荷数が1,500台を突破したことをお知らせいたします。
2025年6月より改正労働安全衛生規則が施行され、企業における熱中症対策が罰則付きで義務化されました。建設業は熱中症による死傷者数が全業種中最多となっており、早急な対策が求められていることも背景に、「GenVital LTE」はリリース以降、建設現場での活用を中心に多数のご注文をいただいております。
■GenVital LTE(ゲンバイタルLTE) 製品概要
・リストバンドにより収集された現場作業員の心拍数と位置情報、建設現場内の暑さ指数から、体調管理判定アルゴリズムによる計算を行い作業員の体調を4段階の指標で表示するとともに、瞬時に作業管理者と作業員本人に警報アラートを通知することで、現場作業員の体調管理をサポートするソリューションです。
・株式会社大林組と共同開発を行い、2024年に大林組が施工する約60現場、約3,000人の作業員に導入された「GenVital」と同様、大林組が開発した体調管理判定アルゴリズムを使用します。その上で、心拍数を計測するリストバンド※から、専用クラウドサービス「GRIFFY wear.」に直接LTE通信でデータを送ることで、リストバンドを現場作業員が装着するだけで使用可能です。
・リストバンドからは位置情報データも取得できるため、体調不良のリスクを有する作業員の作業場所を容易に特定することができます。また、現場内の暑さ指数はウェザーニューズ社から提供されるデータをAPI連携により取得できるため、現場での暑さ指数計測を行わなくても製品を利用できます。
・心拍数の計測間隔は20秒、専用クラウドサービス上の収集データは1分間隔で更新され、管理画面から心拍数や暑さ指数をリアルタイムで確認可能です。
※リストバンドはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社製のウェアラブルデバイスです。
<リストバンド 画面イメージ>
<クラウドサービス 画面イメージ>
■製品ページ
https://www.gembaroid.jp/product/genvitallte.html
■株式会社GRIFFYプレスリリース
GRIFFYが提供する体調管理ソリューション「GenVital LTE」 出荷数が1,500台を突破
https://griffy.co.jp/news/839