クラウドロガー®

対応するさまざまな計測機器を接続することで、計測データを専用のクラウドサーバーに自動的に送信し、パソコンやスマートフォンからいつでも確認できるようになります。
管理画面から警戒値を設定することで、警戒値を超えた際のメール通知や、連動する遠隔パトランプなどを使った現場での警戒を実現します。計測データはクラウドサーバ上に保存され、日時を指定したグラフ表示や、CSV・画像ファイルとしてのダウンロードも可能です。

製品概要

システム概要図

現場に行かずに環境データの閲覧・収集が可能

クラウドロガーはさまざまな環境データをクラウドサーバで管理し、リアルタイムでWebサイト上から閲覧することができるシステムです。収集したデータはリスト・グラフで表示することができ、画像やCSV形式でダウンロードすることが可能です。
さらに、あらかじめ設定された警戒値を超えた際に、メール通知や遠隔でパトランプを鳴らすことのできる「警報設定」や計測データに特定の計算式を代入しクラウドサーバ上でリアルタイムに演算することができる「仮装データ項目設定」などの機能を搭載しており、環境データの収集や監視作業を完全に自動化することができます。

フィールドを選ばない、簡単設置

クラウドロガーシステムはどこにでも設置ができるよう、ソーラー電源での駆動を想定した設計でモバイル通信を使用しているため、電源やLANケーブルの配線工事は不要です。

多彩なセンサー接続と連動実績

アプリケーションと連携する端末はアナログ/デジタルいずれの入力にも対応し、さまざまなセンサーとの接続実績があります。メール通知機能のみならず、パトロイドによる遠隔地でのアラート発報、トラボードGフェイスによる現場作業員や公衆への周知のほか、カメラの撮影開始トリガーとしての活用また、他社製品への接続実績もございます。
各センサーの利用や機器連動の可否につきましてお気軽にご相談ください。

◾️関連製品
・屋外用遠隔パトランプ パトロイド
・LED文字表示 トラボード
・マルチサイネージシステム Gフェイス

測定条件に合わせて最適なデバイスをご提案

クラウドロガーはさまざまなセンサーを接続してデータ計測を行うことが可能です。
多くの機能が搭載されたクラウドロガーLTEもご参照ください。

◾️関連製品
クラウドロガーLTE

機能・特徴

一覧性の高い管理画面

管理画面で最初に表示されるのはグラフ画面です。状況の変化がたとえわずかであっても、感覚的にわかる、気付くことができるよう視覚情報を優先して表示します。
グラフ下には、各センサーのデータ数値表示が配置され、視覚だけでなく定量的な把握もしやすい画面になっています。

計測機器から送られてくるデータは、複数の項目の値を時系列に並べて一度に確認できます。機器ごとの情報が同じタイムラインに集約・整理されているためそれぞれの値を対比しやすく、現場の詳細な分析に役立てることができます。
計測データはCSV形式のファイルとしてダウンロードすることも可能です。
お客様ご自身のパソコン等にデータを保存したい場合や、Webアプリケーション上ではできないような複雑な演算などを行いたい場合にご活用ください。

直感的な操作性と視認性を兼ね備えたデザインビューワ

トップページのサマリー表示画面は柔軟にカスタマイズが可能。収集されたデータを元にお客様の要望に応じて自由にカスタマイズができます(有料オプション)。アニメーション表示することで直感的に認識できるようになり、現場作業員の安全管理のみならず、発注者や関係機関との情報共有や、近隣住民への情報提供にも効果を発揮します。

位置情報の表示

クラウドロガーの位置情報を取得し、計測位置を地図上に可視化して管理画面で表示することができます(有料オプション)。モニタリングの効率化・省力化に寄与します。

活用事例

クラウドに収集される計測データを元にアプリケーションプラットフォーム上で追加演算処理を施すことができ、計測したデータを元に柔軟なデータ処理を実現することが可能となります。さまざまな活用事例をご紹介します。

事例❶ 複数の計測箇所・項目のデータを一元的に確認

複数の端末を活用する場面でもクラウド上でデータをコピーすることが可能で、端末をまたいだデータの仮想演算処理を実現することができます。
例えば、複数箇所で計測したデータを一元表示し管理する、A地点で計測したデータを元に、B地点のデータと演算した結果に対してアラートを発報する、といったことが実現できます。

事例❷ 複合的な条件を満たす場合にアラート通知

例えば、安全対策として風向風速データを活用する場面にて、「 風向きが北かつ風速10m/s以上をアラート通知の条件とする」といった複雑な条件設定が可能となります。
あらかじめ搭載された仮想データ項目を活用することで、収集するデータ同士の乗算や積み上げなどが可能であり、より高いレベルでの技術提案が可能となります。

事例❸ 複数データの差分からアラート通知

例えば、溶接作業の品質に悪影響を及ぼす結露への対策として、作業箇所での測定温度と、作業周辺環境の露点温度※の差分を計算し、アラート通知を行うことも可能です。

※ 空気中の水蒸気が水滴になる温度(結露が発生する温度)については、お客様からご提示いただいた計算式を用いて、温度・湿度等の計測データから演算した実績がございます。

仕様

各製品ページをご参照ください。

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