現場作業員の安全性向上と、現場管理の効率化・省人化をさらに進める新機能をリリース
体調管理ソリューション「GenVital LTE」について、2025年10月20日より「メッセージ送信機能」および「IoT連携機能」を新たに追加し、提供を開始することをお知らせします。
「GenVital LTE」はリストバンドより収集された現場作業員の心拍数と位置情報、現場内の暑さ指数から、現場作業員の体調を4段階で判定し、作業管理者と作業員本人にアラート通知するサービスです。
今回の新機能追加により、作業管理者が定型文や任意のメッセージをリストバンドに送信し、装着者が音と振動で通知を覚知し内容を確認することができるため、迅速かつ効率的な作業指示や注意喚起を行うことが可能となります。
またGRIFFYが提供するクラウド計測サービスと連携し、雨量、風速、傾斜、騒音・振動、粉塵濃度などの計測値が警戒値を超過した際に、装着者に自動通知を行うことで、データ計測から現場作業員への注意喚起まで、作業プロセスの完全自動化を実現します。
これにより、現場作業員の安全性向上と現場管理の省力化・省人化の実現に一層寄与してまいります。
■GenVital LTE(ゲンバイタルLTE) 製品概要
・リストバンドから収集される現場作業員の心拍数と位置情報、および建設現場内の暑さ指数に基づき、体調管理判定アルゴリズムによる計算を行います。作業員の体調は4段階の総合アラートとして表示され、速やかに作業管理者と作業員本人に通知されるため、現場作業員の体調管理を強力にサポートするソリューションです。
・株式会社大林組と共同開発を行い、2024年に大林組が施工する約60現場、約3,000人の作業員に導入された「GenVital」と同様、大林組が開発した体調管理判定アルゴリズムを使用します。心拍数を計測するリストバンド※から、専用クラウドサービス「GRIFFY wear.」にLTE通信で直接データを送信するため、現場作業員はリストバンドを装着するだけで手軽に利用可能です。
・リストバンド装着者の転倒を検知する機能や、装着者から作業管理者へSOS発信を行う機能も実装済みです。リストバンドは位置情報データも取得するため、アラート通知の対象者やSOS発信者の現在位置を容易に特定できます。さらに、現場内の暑さ指数はウェザーニューズ社からAPI連携により取得できるため、現場での暑さ指数計測を行うことなく製品をご利用いただけます。
・心拍数の計測間隔は20秒、専用クラウドサービス上の収集データは1分間隔で更新されます。管理画面から心拍数や暑さ指数、SOS発信や転倒発生の状況をリアルタイムで確認可能です。
※リストバンドはソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社製のウェアラブルデバイスです。
■GenVital LTE 製品ページ
https://www.gembaroid.jp/product/genvitallte.html
■株式会社GRIFFYプレスリリース
GRIFFY、体調管理ソリューション「GenVital LTE」に 新たに「メッセージ送信機能」・「IoT連携機能」を追加
https://griffy.co.jp/news/894