お知らせ

2024.03.21

屋外用無線伝送装置「Gウェーブ」をレンタル提供開始

国土交通省北海道開発局「現場ニーズと技術シーズのマッチング」現場試行にて高評価を獲得

このたび当社は、建設現場向けの屋外用無線伝送装置「Gウェーブ」のレンタル提供を2024年3月より開始したことをお知らせします。
「Gウェーブ」は国土交通省北海道開発局主催の「現場ニーズと技術シーズのマッチング」における現場ニーズ「不感地帯でも通信可能なデジタル技術」を受けて2023年度に現場試行を実施し、このたび高い評価を得た技術です。
当社が提供する遠隔臨場システム「Gリポート」をはじめ、遠隔監視やクラウド計測など各種サービスとの組み合わせにより、通信不感地帯においても生産性向上を強力に支援していきます。
 
<国土交通省 マッチング現場試行での利用例>

 
■屋外用無線伝送装置「Gウェーブ」について
通信環境のない屋外環境において、無線LANの構築を可能とします。起点となるインターネット回線として衛星回線、光回線、LTE回線を選択でき、無線Wi-Fiアクセスポイントを組み合わせることにより、建設中のトンネルや山間部での砂防堰堤工事など通信不感地帯での工事において、現場環境や利用シーンに応じて、お客様が必要とするエリア内での無線ネットワークの構築を実現します。
 
<システム構成>

衛星通信ブロードバンド「STARLINK BUSINESS」がもたらす高性能なネットワークを拡張することが可能であるため、当社が提供するミルモット、クラウドロガー、おんどロイド等の各種サービスが、建設DX技術を導入しにくい通信不感地帯でも遜色無く利用できます。
これまで受注生産による販売のみの取扱いとしておりましたが、国交省主催のマッチング現場試行にて、遠隔臨場システム「Gリポート」と組み合せたサービスが、高速通信により従来の現地での検査・立会と遜色なく品質・出来形を確認できる、費用や工程の削減に大きく貢献するといった高い評価を得たことから、技術開発を進め、このたび2024年3月よりレンタルでの提供開始の運びとなりました。
通信不感地帯での建設DX技術の導入促進を通じて、建設産業の生産性向上を強力に支援していきます。

 
■Gウェーブ製品ページ
https://www.gembaroid.jp/product/gwave.html
 

■エコモット株式会社プレスリリース
https://www.ecomott.co.jp/topics/xxxx/
 
■関連情報
衛星ブロードバンド「Starlink」を活⽤し、不感地帯での遠隔臨場システムを実証
https://www.gembaroid.jp/news/20231120.html
国土交通省北海道開発局発表 「現場ニーズと技術シーズのマッチング」現場試行結果公表(外部リンクPDF)
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/release/slo5pa0000010y86-att/slo5pa000001dipq.pdf
 

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社GRYFFY 企画本部 
TEL:03-5289-4060 MAIL:cst-press@griffy.co.jp
 

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