対応するさまざまな計測機器を接続することで、計測データを専用のクラウドサーバーに自動的に送信し、パソコンやスマートフォンからいつでも確認できるようになります。
管理画面から警戒値を設定することで、警戒値を超えた際のメール通知や、連動する遠隔パトランプなどを使った現場での警戒を実現します。計測データはクラウドサーバ上に保存され、日時を指定したグラフ表示や、CSV・画像ファイルとしてのダウンロードも可能です。
クラウドロガー単体でNETIS登録しており、接続可能な計測機器であればどんな現場でもNETIS対象技術として活用できることから、総合評価落札方式による国土交通省の直轄工事において、技術提案などに最適です。自治体や民間の工事においても、安全対策や防犯対策等で高い人気を誇ります。
クラウドロガーLTEとクラウドロガー2の概要比較
名称 | クラウドロガーLTE | クラウドロガー2 |
---|---|---|
生産 | 受注生産 | 量産 |
通信回線 | Docomo MVNO / KDDI | KDDI |
通信回線休止 | ○(最大2年間) | × |
閉域通信 | × | ○(CRG) |
衛星通信 | ○ | × |
PLC接続 | × | ○ |
カメラ連動 | ○ | × |
イーサネット | ○ | × |
電力消費量 | スリープ時:0.36W 待機時:2.4W 最大負荷時:8.9W |
平均2.4VA以下 |
「振動・騒音」と「風向・風速」の計4項目を同時に接続可能ですか
振動・騒音と風向・風速の測定方法は根本的に異なるため、上記組み合わせでの接続対応はできません。
L5,L10を算出するための演算と、10分平均で算出する演算の方法がそれぞれ異なることから、ロガー1台では対応できない仕様となっております。
1人で設置することはできますか
基本的にすべての製品をお一人で設置可能※ですが、安全性の観点から2人以上で設置いただくことを推奨しております。
※設置に高さが必要となる風向風速計は除く
1台のロガーに複数の計測器をつけることはできますか
はい、最大3台(3項目)まで取り付けが可能です。
例:風向風速計の場合「風向」と「風速」は2項目
※クラウドロガーは最大4chまで接続可能ですが、1chはバッテリー電圧監視用途として固定
クラウドロガーを格納する制御盤のサイズと重量を教えてください
大きさはW40㎝×D20㎝×H50㎝程度で、重さは取付金具含めて約9㎏となります。
特定キャリアの通信しか使えない場所で利用可能ですか
機器によって対応するネットワークキャリアが異なる場合があるためご注意ください。
通常のクラウドロガーはauの通信サービスエリア内でご利用いただくこととなりますが、
同じくクラウドロガーを搭載したサインロイド2はDoCoMoの通信サービスエリアでご利用いただくことが可能です。
警報出力のみでしたら圏外エリアにおいてもサインロイド2で対応可能です。
ソフトバンクの通信は非対応となります。
モバイル通信圏外でロガー内部にデータを保存できますか
いいえ。残念ながらロガー内部にはデータ蓄積はできません。
収集したデータの蓄積はクラウドサーバとなります。
モバイル通信圏外で利用したいのですが
キャリアの通信圏外でのご利用は、衛星通信での対応が基本となりますが、衛星通信をご利用の場合、AC100V電源が必要となります。
トンネル内など、場所によっては通信ケーブルを延長することで対応できる場合があります。
お問い合わせください。
水位計のケーブル長を教えてください
30mです。
風向風速計(または風速計)のケーブル長を教えてください
10mです。
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