クラウドロガー

対応するさまざまな計測機器を接続することで、計測データを専用のクラウドサーバーに自動的に送信し、パソコンやスマートフォンからいつでも確認できるようになります。
管理画面から警戒値を設定することで、警戒値を超えた際のメール通知や、連動する遠隔パトランプなどを使った現場での警戒を実現します。計測データはクラウドサーバ上に保存され、日時を指定したグラフ表示や、CSV・画像ファイルとしてのダウンロードも可能です。黒い筐体の「クラウドロガー3G」は過去7年で延べ1700台以上が出荷されており、安価で高い安定性と多くの採用実績を誇ります(現在は販売終了品。レンタル専用)。
白いほうは「クラウドロガーLTE」で、クラウドロガー3Gの後継機として、分解能の向上、耐ノイズ性の向上、ネットワークカメラとの連動など、性能面・機能面で多くの改善が図られています。

クラウドロガー単体でNETIS登録しており、接続可能な計測機器であればどんな現場でもNETIS対象技術として活用できることから、総合評価落札方式による国土交通省の直轄工事において、技術提案などに最適です。自治体や民間の工事においても、安全対策や防犯対策等で高い人気を誇ります。

システム概要図

クラウドロガー システム概要図

機能・特徴

現場に行かずに環境データの閲覧・収集が可能

クラウドロガーは様々な環境データをクラウドサーバで管理し、リアルタイムでWebサイト上から閲覧することができるシステムです。収集したデータはリスト・グラフで表示することができ、画像やCSV形式でダウンロードすることが可能です。
さらに、あらかじめ設定された警戒値を超えた際に、メール通知や遠隔でパトランプを鳴らすことのできる「警報設定」や計測データに特定の計算式を代入しクラウドサーバ上でリアルタイムに演算することができる「仮装データ項目設定」などの機能を搭載しており、環境データの収集や監視作業を完全に自動化することができます

一覧性の高い管理画面

管理画面で最初に表示されるのはグラフ画面です。状況の変化がたとえわずかであっても、感覚的にわかる、気付くことができるよう視覚情報を優先して表示します。
グラフ下には、各センサーのデータ数値表示が配置され、視覚だけでなく定量的な把握もしやすい画面になっています。

計測機器から送られてくるデータは、複数の項目の値を時系列に並べて一度に確認できます。機器ごとの情報が同じタイムラインに集約・整理されているためそれぞれの値を対比しやすく、現場の詳細な分析に役立てることができます。
計測データはCSV形式のファイルとしてダウンロードすることも可能です。
お客様ご自身のパソコン等にデータを保存したい場合や、Webアプリケーション上ではできないような複雑な演算などを行いたい場合にご活用ください。

柔軟な多段階警報設定

計測データがあらかじめ設定された警戒レベル(警戒値・警戒解除値)を超えた際に、端末のリレー制御やメール送信をすることができます。
警戒レベルは計測データごとに複数設定が可能で、値の方向やグラフの色などをそれぞれに設定できます。

様々な環境データと接続できる

多くのセンサー接続・設置実績があり、風向風速計雨量計などのアナログデータから高性能振動計測装置やひずみ測定器、複合気象センサーといった複雑な計測器との接続も可能です。
また、クラウドロガー単体としてNETIS登録(HK-100029-VE)しているため、どの計測器と接続してもNETIS対象技術としてご利用できます。

フィールドを選ばない、簡単設置

クラウドロガーシステムはどこにでも設置ができるよう、ソーラー電源での駆動を想定した設計でモバイル通信を使用しているため、電源やLANケーブルの配線工事は不要です。

現場のイメージアップに効果的なデジタルサイネージ

収集データをグラフィカルなデザインで表示することが可能です。
表示はお客様の要望に応じて自由にカスタマイズができます(有料オプション)。
現場ごとのオリジナルページとして一般公開し、発注者や近隣の人たちに取り組みをアピールすることで、イメージアップや創意工夫の事例としてもご提案いただけます。

AIを利用して環境変化を予測

クラウドロガーで収集した現地の計測データと外部の気象予測データを用いたデータ処理により、指定したエリアの天候変化をピンポイントで予測することが可能となりました。
クラウドロガーが搭載されているLEDデータ表示板「サインロイド2」ではクレーン作業が発生する場所に風速計を取り付け、高度も含めたその場所のピンポイント予測を現地に表示することで、現場の安全性向上や業務の効率化としてご利用いただいてます。

測定条件に合わせて最適なデバイスをご提案

クラウドロガーはさまざまなセンサーを接続してデータ計測を行うことが可能です。
その際、計測の条件に応じて2種類のデータロガー(クラウドロガーLTEクラウドロガー2)をご案内しますが、2種類の違いを意識していただく必要はございません。

クラウドロガーLTE
クラウドロガー2

仕様

クラウドロガーLTEとクラウドロガー2の概要比較

名称 クラウドロガーLTE クラウドロガー2
生産 受注生産 量産
通信回線 Docomo MVNO / KDDI KDDI
通信回線休止 ○(最大2年間) ×
閉域通信 × ○(CRG)
衛星通信 ×
PLC接続 ×
カメラ連動 ×
イーサネット ×
電力消費量 スリープ時:0.36W
待機時:2.4W
最大負荷時:8.9W
平均2.4VA以下

よくある質問と回答

  • 「振動・騒音」と「風向・風速」の計4項目を同時に接続可能ですか

    振動・騒音と風向・風速の測定方法は根本的に異なるため、上記組み合わせでの接続対応はできません。
    L5,L10を算出するための演算と、10分平均で算出する演算の方法がそれぞれ異なることから、ロガー1台では対応できない仕様となっております。

  • 1人で設置することはできますか

    基本的にすべての製品をお一人で設置可能※ですが、安全性の観点から2人以上で設置いただくことを推奨しております。

    ※設置に高さが必要となる風向風速計は除く

  • 1台のロガーに複数の計測器をつけることはできますか

    はい、最大3台(3項目)まで取り付けが可能です。

    例:風向風速計の場合「風向」と「風速」は2項目
    ※クラウドロガーは最大4chまで接続可能ですが、1chはバッテリー電圧監視用途として固定

  • クラウドロガーを格納する制御盤のサイズと重量を教えてください

    大きさはW40㎝×D20㎝×H50㎝程度で、重さは取付金具含めて約9㎏となります。

  • 特定キャリアの通信しか使えない場所で利用可能ですか

    機器によって対応するネットワークキャリアが異なる場合があるためご注意ください。

    通常のクラウドロガーはauの通信サービスエリア内でご利用いただくこととなりますが、
    同じくクラウドロガーを搭載したサインロイド2はDoCoMoの通信サービスエリアでご利用いただくことが可能です。
    警報出力のみでしたら圏外エリアにおいてもサインロイド2で対応可能です。

    ソフトバンクの通信は非対応となります。

  • モバイル通信圏外でロガー内部にデータを保存できますか

    いいえ。残念ながらロガー内部にはデータ蓄積はできません。
    収集したデータの蓄積はクラウドサーバとなります。

  • モバイル通信圏外で利用したいのですが

    キャリアの通信圏外でのご利用は、衛星通信での対応が基本となりますが、衛星通信をご利用の場合、AC100V電源が必要となります。

    トンネル内など、場所によっては通信ケーブルを延長することで対応できる場合があります。
    お問い合わせください。

  • 水位計のケーブル長を教えてください

    30mです。

  • 風向風速計(または風速計)のケーブル長を教えてください

    10mです。

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