風向・風速計測

パソコンやスマートフォン等で、離れた場所から現場の風向・風速をいつでも確認できます(最小単位:0.1m/s)。事前に設定した警戒値を超えると、担当者にメールで通知します。パトランプやLED 表示板等の警報装置と連動も可能です。
計測データはインターネット上で表やグラフの形式で確認できるほか、CSV形式でダウンロードもできます。電源を確保できない現場でも、当社の独立電源と組み合わせてご利用いただけます。

利用イメージ

風向・風速計は通常、気流の乱れが影響しないように平らな開けた場所に独立した塔や支柱を建て、地上10mの高さに設置することが標準(理想)とされますが、一般的には最寄りの建物や樹木から、その高さの10倍以上の距離を置いて設置するようにします。それが難しい場合、最寄りで最も高い建物等の1.3~1.5倍以上の高さが目安になります。建物の屋上に設置する場合は、その高さの0.35倍以上の支柱を用意してそれに取り付けるようにします。

機能・特徴

独立電源による運用が可能

機器構成が低消費電力であるため、ソーラー電源や燃料電池といった独立電源を使って現場の計測を行うことができます。

SOBAT(ポータブル太陽光発電)はこちら

回転灯などの発報機器との連動が可能

管理画面上であらかじめ警戒値を設定しておくことで、異常値を計測した際に回転灯などの発報機器を自動的に作動させることができます。

パトランプはこちら

サインロイド2との連動で予測値を表示可能

サインロイド2の気象予測オプションを使えば、今後の風速の推移予測に基づいた値を把握して、迫る危険に対し早めの対応を行うことができます。

風速予測(サインロイド2)はこちら

設置事例

仕様

計測機器(風向・風速計)の仕様

メーカー R.M. Young Company
型式 CYG-3002VM-05
品名 3杯式風向風速計
測定範囲 風速:0~50m/s
風向:0~355°(電気的な範囲)
耐風速 60m/s
精度 風速:±0.5m/s
風向:±5°
分解能 風速:0.76m/s
風向:1°
測定方法 風速:周波数方式
風向:ポテンショメータ
電源 DC8-24V
5mA at DC12V
起動風速 風速:0.5m/s
風向:0.8m/s(10°移動)
使用温度範囲 -50~50℃
寸法 全高:320mm
クロスアーム長:280mm
羽根長:220mm
カップ軸回転直径:φ120
質量 約2.0kg(付属ケーブル除く)

※ 仕様・外観は断りなく変更する場合があります。ご了承ください。
※ 動作確認・清掃・校正については、適時ご利用のお客様にて行ってください。
クラウドロガーの仕様はこちら

よくある質問と回答

  • 風向風速計(または風速計)のケーブル長を教えてください

    10mです。

  • 「振動・騒音」と「風向・風速」の計4項目を同時に接続可能ですか

    振動・騒音と風向・風速の測定方法は根本的に異なるため、上記組み合わせでの接続対応はできません。
    L5,L10を算出するための演算と、10分平均で算出する演算の方法がそれぞれ異なることから、ロガー1台では対応できない仕様となっております。

  • 1人で設置することはできますか

    基本的にすべての製品をお一人で設置可能※ですが、安全性の観点から2人以上で設置いただくことを推奨しております。

    ※設置に高さが必要となる風向風速計は除く

  • 1台のロガーに複数の計測器をつけることはできますか

    はい、最大3台(3項目)まで取り付けが可能です。

    例:風向風速計の場合「風向」と「風速」は2項目
    ※クラウドロガーは最大4chまで接続可能ですが、1chはバッテリー電圧監視用途として固定

  • クラウドロガーを格納する制御盤のサイズと重量を教えてください

    大きさはW40㎝×D20㎝×H50㎝程度で、重さは取付金具含めて約9㎏となります。

  • モバイル通信圏外でロガー内部にデータを保存できますか

    いいえ。残念ながらロガー内部にはデータ蓄積はできません。
    収集したデータの蓄積はクラウドサーバとなります。

  • モバイル通信圏外で利用したいのですが

    キャリアの通信圏外でのご利用は、衛星通信での対応が基本となりますが、衛星通信をご利用の場合、AC100V電源が必要となります。

    トンネル内など、場所によっては通信ケーブルを延長することで対応できる場合があります。
    お問い合わせください。

  • 特定キャリアの通信しか使えない場所で利用可能ですか

    機器によって対応するネットワークキャリアが異なる場合があるためご注意ください。

    通常のクラウドロガーはauの通信サービスエリア内でご利用いただくこととなりますが、
    同じくクラウドロガーを搭載したサインロイド2はDoCoMoの通信サービスエリアでご利用いただくことが可能です。
    警報出力のみでしたら圏外エリアにおいてもサインロイド2で対応可能です。

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