NETIS技術名称:サインロイド2
環境データ計測システムを構成するクラウドロガーを内蔵し、風速・雨量・水位などといった気象計測データをはじめ、騒音・振動・濁度・pH・傾斜などといったアナログ計測データの表示にも対応した汎用LED表示板です。
気象予測オプション機能をお申し込みいただくことで、各種気象データの現地計測値とともに、人工知能(AI)技術で補正された気象予測値を表示することができます。
実測値、気象予測値はともにクラウドサーバー上で記録・保存され、リストやグラフ形式で値の推移を確認することができます。
気象予測値のグラフの推移等から、数時間後に迫る天候悪化を容易に類推することができるため、作業工程の見直しや予定の組み換え等をスムーズに行うことが可能になります。
※気象予測を行わず計測データ収集・表示のみを行う場合は、クラウドロガーLTEのNETIS 登録番号「KT-220145-A」が適用されます。
サインロイド2の仕様
メーカー | (株)GRIFFY |
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型式 | SIL-30 |
入力 | アナログ(0~5V)×3 雨量計×1 |
回転灯 | 2台設置可能 |
通信方式 | LTE(KDDI/docomo) |
電源電圧 | DC12V |
消費電力 | 7W |
表示部 | 最大940cd |
使用温度範囲 | -10~50℃ |
寸法 | W430×D130×H340(mm) |
質量 | 約7kg |
※ 気象予測オプションを希望の場合「設置場所の緯度と経度」「取り付ける機器の高さ(風速予測の場合)」が必要となります。先情報が無い場合は未設定のまま出荷となります。
※ AC100V電源の場合は別途「電源変換ボックス」が必要です。
サインロイド2の連続稼働時間はどの程度ですか?
24時間365日運用が可能です。
サインロイド2の防水性・防塵性はどの程度ですか
防水仕様ですが、保護等級(IPXXなど)は取得しておりません。
現在も予測も平均風速での表示は可能でしょうか。
はい、以下のどちらかの組み合わせで表示可能です。
・上段LED:1秒毎更新の瞬間風速
・下段LED:1時間後の10分平均風速
または
・上段LED:1分毎更新の過去10分平均風速
・下段LED:1時間後の10分平均風速
風速予測は30分後の予測も可能でしょうか。
現在から5時間30分先(10分毎)の予測はサーバ側に記録されているため管理画面上では30分後の予測が参照可能です。
LED表示板は30分後の表示には対応しておりません。
定期的な再起動は必要ですか?
定期的な再起動は不要です。
1人で設置することはできますか
基本的にすべての製品をお一人で設置可能※ですが、安全性の観点から2人以上で設置いただくことを推奨しております。
※設置に高さが必要となる風向風速計は除く
モバイル通信圏外で利用したいのですが
キャリアの通信圏外でのご利用は、衛星通信での対応が基本となりますが、衛星通信をご利用の場合、AC100V電源が必要となります。
トンネル内など、場所によっては通信ケーブルを延長することで対応できる場合があります。
お問い合わせください。
特定キャリアの通信しか使えない場所で利用可能ですか
機器によって対応するネットワークキャリアが異なる場合があるためご注意ください。
通常のクラウドロガーはauの通信サービスエリア内でご利用いただくこととなりますが、
同じくクラウドロガーを搭載したサインロイド2はDoCoMoの通信サービスエリアでご利用いただくことが可能です。
警報出力のみでしたら圏外エリアにおいてもサインロイド2で対応可能です。
騒音・振動のケーブルの接続はどのようになっていますか?
サインロイド2右側の穴から本体内部のBNCケーブルに繋がっています。
騒音振動はケーブルを2本使いお客様は騒音・振動ボックス側に繋げて設置します。
※出荷する時はケーブルをつなげた状態で出荷しています。
騒音・振動と風向・風速は両方同時に計測できますか?
ご相談いただければ、機器側のカスタマイズにて対応可能です。
モバイル通信圏外でロガー内部にデータを保存できますか
いいえ。残念ながらロガー内部にはデータ蓄積はできません。
収集したデータの蓄積はクラウドサーバとなります。
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